公立中学に通う高校受験生のためのアドバイス

中学3年生の夏休みが残り少なくなった、この時期。

2学期への準備が必要な時ですね。

◆今まで学習してきたごとの苦手ポイントの振り返りは出来ましたか?

◆今までの知識で解ける入試問題を解いてみましたか?

何れも、夏休みにこそやっておきたいことでしたが、
中学3年生の諸君は、如何でしたでしょうか。

さて、今回は公立中学に通う受験生のためのアドバイスです。

公立中学では、高校受験に向けて大きな課題点があります。

1.受験を意識したカリキュラムが組めない
公立中学ですから当然のことです。仕方がありません。
受験科目の授業を優先的に進めていくことができないので、
受験までに教科書の学習が終わらないことがありますね。

2.実践的な問題に取り組むことができない
問題集に載っている問題の中には入試で出題された問題もありますが、
それが、自分の受験する高校のレベルに合った問題とは限りません。

ということで、
何れも、自分で何とかしなければならないということです。

それでは、ここからがアドバイスです。

◆2学期に向けて、最低限準備しておくこと
英語と数学について、2学期~3学期に学習する内容を事前学習する。
英語で言えば、現在分詞・過去分詞、関係代名詞まで。
数学で言えば、円の性質、三平方の定理まで。
入試問題では、ここまで理解していないと総合的に回答できない問題が出題されます。
これから過去問の問題集に取り組もうとしても、解けない問題が多く出てきてしまいます。

◆2学期になってから、すぐに取り組むこと
理科と社会について、要点をまとめた参考書を最後まで一読しておく。
入試までの教科書が終わらない科目として、最も懸念されるのが理科と社会です。
この科目は、知ってさえいれば解ける問題も多いのですから、
是非、全体を一読した上で、繰り返し覚えることに専念しましょう。

◆入試までにコツコツ取り組むこと
国語について、漢字、ことわざ、文法、古文に注力する。
知らなければ解けないが、知っていれば確実な得点源となります。
この分野の配点は全体の3割程度はあるのですから、確実に得点したいですね。

問題集や参考書は、あまり色んなものに手を出さないことが成功のカギです。
多くても1科目5冊ぐらいにとどめておきましょう。

・要点がまとまっているもの
・暗記に適しているもの
・レベルに合った問題集
・過去問
・参考として持っておきたい詳しい解説書

このように使い分けることで、時間配分や取り組み方が効率良くなります。

是非、参考にしてみてください。

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